まだ風の氷りも融けぬうちに
あなたは天地の狭間に目を覚ます
凛と艶めく香気を纏い
深い紅に輝きながら
誰かの庭に初春を告げる
私はひとり天の涯で
あたしのなかの2000年は黒いテクノで幕をあけていた。
セオ・パリッシュ、そのうつくしい調べがデトロイトの底部から発せられていて、ノイズとサウンドのボー
レーズンと云う響きに私が想うのはロシアである。
乾ぶどう特有の匂いに苛々して、土塊や樹木やあるいは人のからだを蹴り上げる、少年たちの紅潮する頬はうつくしい