水平線が遠ざかっていく 僕の身体はゆっくりと昏い碧へと誘われていく 背中のボンベから供給される酸素もあと僅か 音一つ無い静寂の闇の中、規則正しい呼吸音
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その闇に 僕は触れた気でいた インディゴブルーの肌を 重ねて溶け合う夜 涙を流せないという重罪 数少ない言葉の生命線 惰眠の感覚は次第に長くなる
君はもう寝ちゃったかな? 受話器から聞こえる 君の規則正しい寝息。 疲れているのに 毎晩毎晩電話してくれて その声を聞かせてくれる。 その優
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