鋭い水晶の刃で切れ目を入れて
パーティの真ん中に運んでもらう。
みんなケーキは大好きだから。
待ってましたと飛びかかる。
長いナイフや短いナイフ
鳴いてばかり泣いてばかりの君に言葉をあげる
「ねえ、今どんな気持ち?」
膝を落とし頭を抱えて泣き叫ぶ君に言葉をあげる
「ざまぁみろ」ってね、
さあ命
いつもなら“ありがとう”って言える優しさは
苦しい時には鋭い刃になって胸に突き刺さる
“大丈夫?”って言う優しさ
“ごめんね”って言う素直さ
どっち
「言いなりになる悦び」
両替機で五百円玉が千円になる夢を見た正夢になれ
あすなろは何の名前か第一にいま目の前のクリーニング屋
いつもなら行かな
え!もう駆けつけたのかい?
今日も勇ましいけど機嫌が悪いんだね?
「遅えだ!」と怒る君
これでも急いで火を消したんだよ
無我夢中で消火作業したんだよ
サボテンがいた
鋭い棘があった
誰にも触れられなかった
サボテンは服をもらった
棘は隠れた。
誰かが、サボテンに触れた
怪我はしなかった
服を
「優しい妹、教えてあげる。
鋭い火が立て籠る国で明日、
進化と退化に国境が引かれる…」
水が落ちたように、
サイレンは耳元で弾けて飛んだ。
「無実の親
翼がなくても
僕は強いから大丈夫
君はそういったけれど
荒れ地は残酷に待ち構え
裸足の一歩に針を刺す
痛みにゆがむ日常は
夢の場所さえ隠してしま
あんなにも嬉しかった言葉が
私を殺す最後のとどめだって
きっとあなたは気付いていないのでしょう。
もう、いいから
ナイフよりも鋭いあなた
暗海に溺れて流木にすがる
やけに冷静な心とは別に体は必死だ
遠くに大きな船がみえる
ディズニーランドみたいな華やかさで
笑い声の木霊が通る
し
すっかり呆けた言葉で
何を綴ろうか
耳を塞ぎたくなるほどの砂糖が
溺れ死んでしまうミルクティの海のように
私は虫歯になってしまうだろうか
鋭い
ある日歩く回り道 商店街はシャッター街
小さな可愛い雑貨屋さん ランプの灯りが柔らかく
フリルにリボンの小物たち 飾り窓から誘ってる
ドアを開けると白
鏡の中に 私がいる
私が笑うと そいつも笑う
おなじ世界で けれどどこか 冷たく光る
銀色を孕んだ 遠い世界
ねえ その奥に続くものは何?
愛され乙女 縛られた首鎖
溢れ出す愛情の 証の液体
憎まれ乙女 殴られた青い痣
打撲の渋い痛みは やがて快楽に変わる
周囲の好奇の目に向けられた華は
もがいたあげく、割ってしまったガラスのハート。
つい、その破片を握りしめてしまう。
血が滲むのがわかっていても。
自分への罰のつもりだろうか。
それさえ
形の無い何かに好意を向けるということは、その“何か”を知るということで、
それは時に鋭い痛みを伴う。
自分を踏みにじられるより、自分の想いを踏みにじられ
貴方は自分を護るためにどんな方法をとる?
鋭い剣の様な力を振り回し、
他者からの攻撃に対して応戦する?
それとも、
堅く分厚い壁の様な盾を構
真っ青な空は真っ暗になった
闇が体に食い込んで
どんどん沈んでく
見えない力で押さえつけられて
鋭い痛みが走る
意識が遠のくと
鳴り響く君の声が僕に
花園、その響きはとても美しく、1度は足を踏み入れてみたい、
そう思うかもしれない。
でもそこは、決してのぞいてはいけないパンドラの箱。
思春期にな
キミがしあわせなら
イヤな事が全部ボクが引き受けるよ
キミが笑っていられるなら
ボクは消えてもいいよ
鋭い刃がボクを傷つけても
すべてを剥がされて
ほら、また。
私に対しての鋭い目つき。
睨んでいるような眼差し。
でも、その力がある瞳が好きなんです。
無駄な期待をさせておいて、
私のことな