今日のポエムが明日の活力

夜の中での会話

投稿日:2017-08-08 21:49:58

「教えておいてやる…」

何を…?

「死人は…もう…けして詠わないんだよ…」

……そいつは最高だ…。






震える手を握り
ぼくらはこの寒空の下に取り残されてしまった
あの頃
満天の星と
憂鬱だけが
持ち物の全てだったぼくらは
どこにいても鼻つまみ者で
ほとんど何も見えなくなっていた瞳に
浮かび上がってくる黒い星以外には
互いを認識し合う術がなかった……

「「僕らを置き去りにしたあのバスは何処へ行くのだろう?
それにこれから僕らが目指す終着駅の列車は
何処へと折り返していくのだろう?」」

不安を隠すこともできず
尋ねてしまう情けない僕の手を
同じように震える君の手が
それを振り払うよう 
強く握り返して言う

「「わからない」」 
「「だから『歩こう』 」」

流れ出る滂沱の涙に震わされて
ぼくの脳はもはや まともに機能を果たさない
     ・・
ゆっくりと下るその涙の軌跡に
何ら「意味」を与えることは出来ない
思考停止のぼくは
ただ握りしめた暖かな手のひらと
頭上を覆い尽くす無窮の空の広がりに対して
一言 「哀しみ」に似た感情で零した

「「あぁ 荒野」」












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