投稿日:2010-01-12 09:55:01
灰色のあたしは、
いつの間にか、
真っ白な時計を忘れてしまっていた。
目の前に見た、白い時計は、もうすでに針が止まっていて。
雨が降り出した。
アスファルトは、雨色に染まって。
遠くではしゃぐ、長靴もレインコートも。
跳ねては消える、雨色に染まるのがわかる。
雨の色だけは、変わらないと。
どこかで夢見てた、白の時計。
あたしは、
雨色の中を逃げた。
水たまりは、魔法のように、
あたしを包んでは、
また、走り出そうとする。
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