投稿日:2010-02-07 17:08:40
陽が沈み
黒い夜が訪れた
月は妖しく微笑み
黒猫は我が家を探す
僕は一人
空を見上げた
月はまるで
空の穴
僕はまるで
黒い空に溶けてしまいたいと
叶わぬ願いをもった烏
何かを失った
何かは分からない
だけれど
眼から零れる雫は
失った何かを物語るように
月の光を反射した
ひとりぼっちの月夜
ひとりぼっちの月よ
右手に残った微かな温もり
これは何なのか
これが何を表すのか
教えてくれないか
月は笑った、嗤った、哂った
失ったものに気づかない
僕の、
愚かさを
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