起き上がることもできず 見つめる指先はいつもと変わらず 厭きれるほど睨みつけた天井も 湧き上がるどうしようもない渦と共に 愛おしい人は見えるよりさらに遠く ただ時間の中に生かされている いっそのこと終わらせてしまいたい 僕の窓から見える空 鳥が飛ぶ 木が揺れる 笑う声 響く音 気がつけば身に付けていた 目を閉じる 呼吸を整え 冷たい空気 風が吹いた 誰にも知られず渡っていくさ 白い空 光る海 踊る魚
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